于波（ウ・ハ）氏

リハーサル風景

オーシャンビューのチャペル

大村湾に面したチャペル「ホワイトシンフォニー」。これまでにたくさんの方々が挙式をあげたこの場所で、本日、会員限定のオーシャンビューライブが行われました。

演奏を行ったのはチェリスト于波（ウ・ハ）氏。中国で生まれた于波氏は、毎年日本各地でソロ・アンサンブルの活動を行っており、今回はその一環としてハウステンボスでのリサイタルとなりました。

リハーサルが始まってすぐに、チェペルの中を歩き回る于波氏。何かと思えば、音の聞こえ方を確かめています。ピアノからでる「低音」をもとに、場所を変えては音を聞き音量の調整を行っています。途中には、「千の風になって」を演奏しながら、「日本の方にはなじみがある音楽でしょう」と楽しそうに話しています。

本番間近、会員の皆様が集まってきました。驚いていたのは、ガラス張りの祭壇、純白のピアノ、純白のいす、そして神秘的な光を放つガラスのバージンロード。そして、目の前に広がる大村湾。子供たちもチャペルの中を見回っています。

そして、ライブ開始。
白鳥やアヴェ・マリア、リハーサルでも演奏された、千の風になって。
後ろに広がる海と、于波氏の演奏。チャペルの中全てが、特別なひとときを演出するその空間に、酔いしれてしまいました。

>>ホワイトシンフォニーのご紹介

（写真・文／水上　由美）