「春」支度
木の実拾い
ノースポールの芽
大切な水やり
季節はまだまだ冬ですが、今日はいち早く「春」の情報をお届け♪
秋、ダリアに彩られていたアートガーデン。花が終わってからというもの、毎日、土起こしや水やりが行われていました。
案の定、本日も。ただ、いつもと違っていたのは、今日は、手作業で「何か」を拾っている様子。そこで、作業中のスタッフに声をかけてみました。
「木の実を拾っているのです」
何故だろう? と思い詳しく話を聞いてみると、
今、この場所にはたくさんのチューリップの球根が植えられています。来年の春には、その綺麗な花を見せてくれるのですが・・・。
アートガーデンを囲む樹木から落ちてくる木の実。もちろん、球根が植えられたガーデンの土の上にも落ちています。すると、この木の実を目当てにカラスがやってきて、球根を一緒に拾っていってしまうそうです!
来年の春まで大切に育てていく球根が、カラスに取られてしまうのを防ぐために週に数回、木の実拾いを行っていると、教えてくれました。
球根のほかにも、ナデシコ、ノースポール、リナリア(姫金魚草)など、たくさんの初夏の花々の種も蒔かれ、まだ背丈は小さいながらも、その芽が顔をのぞかせているアートガーデン。
毎日の細かな作業が実を結び、来年の春から初夏にかけて、一面を覆い尽くすチューリップなどたくさんの花々が見られることでしょう。
現在、アートガーデンに入ることはできませんが、みなさん、それまではこの小さな植物たちを見守っていてくださいね。
(写真・文/水上 由美)